Speaks vol.16  <<やる気の出るメカニズム>>

どういうときにやる気が出るかというと、ズバリ、「うまくいったとき」です!!
物事が何かうまくいったときに人間は、ますますやる気になれるのです。

これを逆に考えてしまう人が少なくないから、注意が必要です。
つまり、「やる気があるからうまくいく」と考えて、
必死にやる気を出そうとして、もがくわけです。
瞑想しようが、自己暗示を用いようが、爆発的なやる気というのは
なかなか起こせるものではありません。

例えば、宿題をやる気にならないとします。
こんなときに「やる気、やる気」と何回唱えても、ダメですよね。
どうすればいいかというと、まずは少しだけやってみて
「できた」「うまくいった」といった小さな成功を経験しましょう。
すると、「よし、じゃあ次も」といったように、
やる気がどんどんあふれ出てくるのです。
やる気を出そうとして、机の前でウンウンとうなっても、やる気は出ません。
まずやってみて「うまくいった」その事実を経験することが大切なのです。

テニスにおいても全く同じことが言えると思います。
何か新しいことに取り組んでうまくいったときや、
練習をしていく中で変化を感じたとき、
当然試合に勝ったときなどは絶好のチャンスです。
このような「成功のスパイラル」を形成していけると良いですね。