Speaks vol.216
<グッドハッスルのススメ!>>
サッカーワールドカップ・カタール大会では、
ドイツ、スペインの両強豪国を撃破。
そして先のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝。
日本中が、大いに盛り上がりました。
あの列島を揺るがした感動は、
日本代表の選手たちの頑張りを、
私たちファンやサポーターが、にわかを含め、
真剣に、一生懸命、祈るような気持ちで、
応援したからにほかなりません。
中途半端な、手を抜いた、いい加減な応援だったとしたら、
選手たちがどんなに頑張っても、
あれほどまでには盛り上がらなかったのではないでしょうか。
スポーツ観戦なんて、誤解を恐れずに言えば、たかが遊びです。
されど遊び。
遊びであっても真剣さが伴うと、そこにドラマが生まれます。
ということで今回のスピークスの結論は、
「真剣に遊ぶことがいい!」です。
スポーツは筋書きのないドラマ。
下馬票どおりにいかないこともあります。
結果が事前に分かっているわけではなく、
分からないからこそ、
プレーする選手側にも、応援するファンやサポーター側にも、
真剣さが生まれます。
勝敗が分かっている出来レースなんて、
応援したくありません。
甲子園で行われていた、春の選抜高校野球もそうです。
ハラハラ、ドキドキするのは、真剣さの現れであり、
そういうシリアスが人の心を動かして、感動を呼び起こします。
テニスもツアープロでもなければ、
アマチュアプレーヤーにとってはリクリエーション。
誤解を恐れずに言えば、遊びの範疇でしょう。
だからといって、「トレーニングは疲れるから嫌だ」
「大変だから遠いボールは追わない」というのでは、
ハラハラ、ドキドキの興奮を楽しめません 。
それにもまして、上達しないし、
何の気づきも得られないでしょう。
そこで、グッドハッスルのススメ。
ただのハッスル、ただの遊びではなく、
グッドハッスル、真剣な遊びを、
楽しんでみてはいかがでしょうか?
そうすれば大変だと思っていたものが、大変ではなくなります。
むしろボールを追うことに、生きがいを覚えます。
どんなに厳しいボールに対してもあきらめないラファエル・ナダルは、
嫌々追っているのではなく、
ボールを追うことに、喜びを感じているはずです。
ここでは遊びを例に取り上げていますけれども、
皆さんが日々、従事している仕事だってそう。
ややもすれば手を抜いて、
サボったほうがラクだと考えがち。
しかしそれだと仕事が嫌々になるから、むしろしんどくなります。
真剣に取り組むほど、モチベーションが上がるし、
プロセスを楽しめて、当然、結果も伴うはずです。
ということで、真剣に応援するもよし。
真剣にプレーするもよし。
真剣に仕事をするもよし。
大変が大変ではなくなります。
上達が加速し、得られる気づきも多くなります。
プロセスを楽しめて、当然、結果も伴います。
グッドハッスル、オススメです!
解説/スポーツラーニング・黒岩高徳
構成/テニスライター・吉田正広
さあ、このSpeaksを読んだらさっそく練習しましょう!!レッスンへGO!!
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