3連休の中日、S区選抜大会女子ダブルスに出場し優勝してきました!
私本人のタレこみにて失礼します~(笑)。

パートナーは生徒兼スタッフのYちゃんです。
1年前の同大会で初めてYちゃんとペアを組み、
ほとんどダブルスをやらない私&試合そのものが数年ぶりというYちゃんは、
ただとにかく頑張るという戦術(?)しかなく、
優勝ペアに敗れてベスト4に終わっていました。
負けてみるとやっぱり悔しくて、2人で長い反省会をしたのを憶えています。

そこから夏に1回草トーに出て優勝しましたが、
まだ自分たちで勝ちをもぎとった感はありませんでした。
1年前の無念を晴らそうと今年の選抜大会では優勝したかったので、
試合感覚をつかんでおく為に急遽12月に某草トーに出場しました。

無策のままさくさく決勝まで進めてしまったのですが、
いきなり決勝で壁にぶち当たった感じでした。
相手はきっちりダブルスをやっていて徹底した戦術を貫いているのに対し、
私&Yちゃんペアは個々のスキルのみだった感が否めません。
手応えのある対戦相手とのダブルスの試合に気負ってしまい、
ノーアイディアのまま1-4までいってしまいました。
そこからようやく頭を使ってポイント間に2人で話し合い、
ポイントを失わない為のプレーに切り替えました。
作戦を遂行することで5-5に追いつけました。
なのに、追いついたところでまたこの緊張感から解放されたくなってしまい、
元のプレーに戻ってしまった結果、タイブレークで負けました。

この敗戦後、どうすべきだったのかコーチに報告してすごく考えました。
いつもやっていない技術は試合の中でいきなりできるわけがないので、
この試合で必要性を感じた技術は、
私もYちゃんもレッスン中に意識的に取り組みました。
そして、いつでもこの技術を使えるという安心感で自信をつけました。

こうして今年のS区選抜大会ダブルスに挑みました。
思いがけず予選2試合で調子が上がらず苦戦を強いられました。
テニス協会の監督さんに、
「なにやってるの。」的なお叱りを受けながら(苦笑)。
でも私とYちゃんの中では納得できています。
その日調子の悪いショットを追い求めてもしかたないので、
こちらの攻撃力はなくとも自分たちからやらかさない、
かつ、相手にやられないプレーを選択したのです。
またダブルスなのでペアの調子が悪いうちは、
もう一人は確実にミスをしないプレーに徹するべきだと思いました。
無理に攻撃的にいって、2人でミスを重ねていたら救いようがないからです。

予選を上がった後の準決勝は相手のプレーを知っていたのもあり、
終始落ち着いて本来のプレーができ、6-0で勝てました。

決勝の相手はグンとレベルが上がりました。
でも12月の草トー決勝で接戦を落とした経験と、
その後の練習が確実に生きました。
3-5の崖っぷちまできてしまってからの怒涛の挽回で、
7-5で勝ちきることができました。
ラスト3ゲームは確かラブゲームだったと思います。
私もYちゃんもそれぞれ、12月の負けた決勝では怖くて使えなかった技術を、
この試合では武器として使うことができたのです。
2人でこの戦術が有効だという認識を共有して、
その技術の成功率を高める練習ができたのが、勝因の1つだと思っています。

試合に出るということは、当然負けることもあります。
負けることは面白くありませんが、
長い目でみたら自分の成長の為の通過点に過ぎません。
ただの敗戦で終わらせず、成長の糧しないともったいないです。
この1年間でYちゃんと私のペアはだいぶ大人になりました!
2人でニタニタ自画自賛していますが、まだ足りないところも見つけました。
これができるようになる為に、また練習を積んでいくことが楽しみです。
自画自賛タレこみ、長文失礼いたしました~。

S区選抜優勝